BeLan タニサボ

ーベランダで多肉・さぼてんー

実生その後いろいろ

今月、いくつか種を撒きました。
その後の様子です。

まずは、チタノプシス。

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これが今どうかというと・・・

・・・もやし?

ダメじゃん!!

日当たりのいいところに移します。


そして、ドルステニア。

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これが今は・・・

・・・ヒョロヒョロ

ダメじゃん!!

てことで、これも日当たりのいいところに移動です。


で、緋花玉と棘無短毛丸。

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今の状態は・・・


緋花玉は(左半分)は、全く発芽していませんね。
種が未熟だったのでしょうか。
ま、そういうこともあるでしょう。



棘無短毛丸(右半分)の拡大です。

今までは湿度を保つためラップをかけていましたが、今後はラップなしで管理します。

幹立ちも悪くない

多肉植物の世話を始めた頃、個人的には多肉植物のプクプク感やコロコロ感が好きで、植物全体が丸っこいものが好きでした。
それは今も変わらないんですが、だんだんと幹立ちも悪くないなぁと思うようになりました。



インドロップス(エケベリア属)です。
多肉を始めた頃の夏に、エケベリア(グラプト系を含む)をほぼ全滅させてしまいましたが、レインドロップスは、その中でもなんとか生き残ってくれた希少な多肉です。
下の葉を枯らしながら成長し、結果として幹立ちになります。
葉自体はぎゅっと詰まっていますので、徒長ではありません。
夏なので水やりを厳しめにしているせいで、葉っぱの数が少ないですが、株自体は元気です。
初めの頃は幹立ちが嫌だったので、幹立ちするたびにチョンパ(胴切り)して、残った下の株からまた新芽が出て、どんどん増えていきました。



ラブリーローズ(エケベリア属)です。
これも、どんどん下葉を枯らしながら(下葉の水分を消費しながら)伸びていきます。
成長も早いので、徒長と勘違いする人も多いようですね。

これらの多肉について、育ててみて感じたのは「水が好き」ということです。
水が好きだから、どんどん下葉の水分を消費して枯れて落ちて、結果的に幹立ちの状態になります。
はじめのうちは日照不足かなと思い、より強い日射にしてみたりしましたが、個人的には「とにかく水が好き」と感じています。
とはいえ、蒸れてダメになるのはNGなので、甘やかさずに育てています。
ただ、他のエケよりは少し多めに水をあげています。



ゴーラム(クラッスラ属)です。
100均で、小指ぐらいの大きさで売っていたんですが、約2年でここまで大きく成長してくれました。
「金のなる木」という園芸名でよく売られている花月(クラッスラ属)の葉っぱが丸まった変異体だと聞いたことがあったので、どうせなら、こっちを個性的な幹立ちにしたいなーと思って育ててきました。
花月もあるんですけどね。
このまま盆栽のように渋く育ってほしいな。

人工斑の話

※ 今回の記事に写真はありません。

最近、オークションやフリマアプリなどで、明らかに違和感のある斑が入っているサボテンを見かけることが多くなったような気がします。
サボテン以外の多肉にも見受けられますが、よくあるのは、生長点(頂点)から見事に綺麗なピンクや黄色などの斑が入っているものです。
薬剤を使って人工的に斑入り(錦)を作り出すことについては、以前から話題になっていましたが、ここのところ、サボテンに特に多く見られるようになった気がしています。

以前は、綺麗なピンクの斑が入ったメセンが「令和の〇〇」といった園芸名で色んなところで売られており、これも薬剤を使用した人工斑ということで話題になりました。
成長に必要な葉緑素が薬剤で抜かれたため、光合成をするパワーが足りず、次の葉を展開(脱皮)することができなくて、そのまま枯れてしまうことが多かったそうです。
(私は買っていないので、実際はどうか分かりません。薬剤の使われ方によっては生き延びる個体もあるのではないかと思います。)

確かに、斑は綺麗だし、いい値も付くし、人工的にでも作出したい気持ちは分からないでもありません。
ただ、やはり、そこまでやるのか~というのが個人的な感想です。

まずは、植物がかわいそうに思います。
時々、青や赤、ピンクや黄色に色を付けた金鯱(サボテン)やサンスベリアなどを見かけます。
あるいは、人工の花をサボテンに刺して、あたかも花が咲いているように見せて販売しているものもあります。
なんだかな~とは思いますが、これらは成長するにつれて元の姿に戻りますので、そこまで「痛めつけている」ようには思えません。
それでも、犬にペンキを塗ってかわいいと言って自己満足しているのとあまり変わらないように思いますが。

でも、サボテンの生長点に薬剤をかけて見た目だけを綺麗にして、生命力を奪うのは本当にかわいそうです。

そして、それを商売にしていることに抵抗を覚えます。
売っている人=人工斑を付けた人とは限らないので、一概には言えませんが…

生命力を著しく低下させて、でも高値を付けて、しかもそれを購入者に知らせることなく販売する。
売る側からすれば、商売するうえで、植物はあくまで商品ですから、そこまで思い入れがない人もいるのでしょうけど、買った人は残念な思いをしますよね。
買った人は、たぶん少なからず植物が好きな人で、その苗を気に入って購入したのだと思いますし。
綺麗で値段の高い植物を、枯れること前提で買う人って、まずいないと思います。

せめて、人工的に薬剤を使って斑入りにしていることを明記して販売してもらえるといいなと思います。
実際、斑入り万年青(オモト)などは、そういう販売をしているものもあるようです。

考え方は人それぞれですから、私の考えを押し付けるつもりは全くありません。
あくまで私個人の思いとして汲みとっていただければと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

海王丸の実生1週間

海王丸の種を撒いて、1週間が経ちました。

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で、どうなったかというと…



ちゃんと芽が出てきています♫



寄って撮影してみました。
まだ丸っこくてかわいいですね。
これからすくすく育ってほしいです。

海王丸錦

プロフィールにも書いていますが、私が一番好きなサボテンは海王丸です。
普及種ではありますが、ツルンとした肌とウネッとした棘が個性的で好きです。
また、それぞれに微妙な違いもあったりと、なかなか楽しいサボテンだと思います。

海王丸の斑入りである海王丸錦も育てていますが、今まで見てきた海王丸錦は、何となく、これって海王丸なのかな?と感じるものが多い気がします。

ネットでも時々見かけますが、心なしか、棘のうねりが弱いように思います。
我が家の海王丸錦もそうです。
まあ、海王丸自体、ハイブリッドが多いと言われていますので、錦も必然的にそうなるのかもしれませんね。



我が家の海王丸錦の1つです。
少し張りが弱いですが、元気です。
やはり棘が弱いように思いますが、それでもお気に入りです!



こっちは、まだ小さな個体です。
成長もかなりゆっくりです。
小さいうちは、ペンタカンサ錦っぽくも見えますね。
このまま元気に育ってほしいです。

最終的にはアロエ?

多肉植物って、水やり頻度は少ないし、増やしやすいしで、手間がかからずに楽しめますよね。
ただ、やはり寒さや暑さに弱いものが多かったり、水のやりすぎにシビアだったりします。
で、色々やってるうちに、あれ?もしかして最終的にアロエが一番育てやすいんじゃね?って思ったりします。
自分なりにやってきた経験では、アロエは寒さにも暑さにも比較的強く、日照もそんなにシビアでなく、少々水をやりすぎたかなと思っても元気です!



写真でも分かるように、土がジメジメしてしまいコケが少し生えましたが、とっても元気です。
もちろん、このあとの管理はちゃんとやっています。



花も綺麗で楽しめます。
ちょっと高さがありますけどね。

ハオルチアの硬葉系が似たような感じですが、ハオルチアは、種類にもよるけど、どんどん増えて困りますしね。(ここ、わりと大事)

まあ、色んな苦労も含めて楽しんで多肉をやってるので、結局はアロエだけでなく、失敗もしながら色んな種類の多肉を育てているんですけどね。

ハオルチアが蒸れる

ハオルチアは突然ムレてダメになることが多いです。
これまでも、毎年いくつかはムレて残念な思いをすることがありましたが、なぜか今年の夏は多い気がします。



あまり気持ちのいい写真ではなくて申し訳ありません。
右の方は完全にダメになってて、左の方は死んではいません。
これ、別に水をあげたわけでもなく、2日ほど前までは見た目何ともなかったのに、突然こうなりました。
鉢の中の土も乾いていて、なぜムレたのかわかりません。
風通しもあります。

他の方もブログで書かれているのを見ましたが、抵抗力と菌とのバランスの問題だそうです。
こういうのって、気持ちがゲンナリしますね…